一日一毒

日々思うこと色々。。思いっきり穴に叫びたい!でも出来ないから書き残す。『一日一毒』

アップデート

今日、Youtube見てたら久々にCoccoがインタビューを受けていて、まずびっくりしたのが彼女の外見。あれ??これは誰かな?と思うぐらい違っていた。でも外見が変わったってなんの問題もないし、私は彼女の歌声が好きで彼女自身に興味があるので、アーティストとして変わっていくことはむしろ賛成。

Coccoといえば、黒髪ロングで裸足。というのが多くの人の印象だと思う。

でも今日見た彼女は金髪のウェービーロングボブ。で大きな黒いサングラスをして顔出しNGとなっていた。それでもテレビに出なければいけない事情があってか、出るときはサングラスをしているらしかった。顔出しNGにしてもなお、表舞台の人としての責任を全うしている・・・

人生、苦手なこともやらなきゃいけない。彼女は歌うことだけしていたいけれど、そうやって人前で喋ってテレビに出るということも仕事の一環ということで、頑張ってやってきたけれど、25年やり続けてもなお苦手なことなので、もう苦手なことからは少しづつ解放されてもいいだろう、と決意したようだった。すごく無理してきたんだろうな、と思うし、私も彼女の決断には全く同意。

私自身もここ数年でたくさん整理して、「諦める」というか、「手放す」心の準備ができて、そう行動に移してきた。

無理してやる続けることはない。何もやらずに避けてきたことではないし、頑張って取り組んだ結果ダメだったのなら潔く手放す。歳を重ねてそういう決断は必要なことのように思う。

自分に甘い、とは違う。

昔のように、やりたくないこともやれ!我慢してやれ!という時代ではない。

やりたくないものにはNOと言ってもいい。

 

あと思うのは、

「やり続けてきたことは成し遂げるまでやり続けなければいけない」

というような良からぬ思い込みが呪縛のようになって自分を苦しめているのではないか、、、ということ。私世代や真面目な人に多いと思う。

ここまできて諦められない、というしがらみによって正しい自身の欲望が変わってきているのにスルーして生活していて、辞める決断を下すチャンスがないのではないか。

本人自体気づいていない、という場合と、気づいてはいるがもう今更生活を変えられない、という場合。後半の場合の方が多いのかもしれない。

生活がかかっていたら、そう簡単に変えられないのは当たり前。

 

私は諦める=自身のアップデートだと思う。

辞めるのも手放すのも、今までの自分との卒業、新たな自分への旅立ちだと思えばもっと気持ちがいい。

 

新年へのアップデートの一つで、新しい香りを見つけよう!というテーマのもと、ずっと気になっていたSOHOの「Fueguia1833」という香水屋さんへ行ってきた。

今年の初めから気になっていたのに、しかもめちゃくちゃ近所にあって、いつもジムに行くときに通りかかる店なのに、入ったことがなかった。

今日は絶対自分の新しい香りを見つけるんだ!!と意気揚々と入店。

たくさんの種類の香水のボトルの上に、逆さまに小瓶が被せられていて、その小瓶から匂いを嗅ぐことができるシステム。

まずはある女性がオススメしていたアマリアグルマンという香りを嗅いでみた。

うーん、これはやはり甘くてエレガントすぎるな・・・

ということで、自分の好みを伝えて店員さんにオススメしてもらったものを次々嗅いでいく。うん、これがまた楽しい。自分の好みは分かっているようで分からないものだね。

香水は肌につけるとその人の持ってる香りと混ざってまた変わっていくもの。

ここ数年私が超お気に入りで使ってきたものは、カリフォルニア発のFIELEというブランドのSANTALUMというサンダルウッドベースの香水。

これが大好きで着けてたら、「何使ってるの?」とよく聞かれたものだ。

だから余計にお気に入りだった。あまり色々変えるつもりはなかったんだけど、香水は何個持ってても良いし、たまに季節や気分で変えたくなるもの。

今年の夏にポルトガルに行ったときにはポルトガル発のブランド、CLAUS PORTOで新しい香りをトライしてみたりもした。

で、今回は新年に向けて自分自身をアップデートしたい気持ちがものすごく高まっている。そのための重要な香水選びなのだ。

あれこれ試して、最後の方でRose系の香りに惹かれている自分がいた。珍しいような気もしたけど、自分のいつもの好みと全く別のものに惹かれるのも良い!と思って、二つの香りに絞って悩んでいた。店員さんもRose?と私が初めに行っていた希望と全然違うわよ、、、という風で聞き返された。

数分悩み、呆れたように店員さんは「こういうのも良いわよ」と差し出してくれたのが、Muskara Phero Jというムスクでとても控えめな香り。香りのない香りと言われるぐらい主張が少ないのだが、とても魅力的な香り。これはつける人によって匂いが変わる、そして他の香水と混ぜて自分オリジナルにして使うのも良いらしい。

最後の最後で出会ってしまった!

これだ!と一瞬で好きになり、ちょっと控えめすぎるかな・・・とも思ったけど、唯一無二の香りに惹かれて購入した。

そうです!!!これからの私の新しい香りはFueguia1833のMuskara Phero Jに決まりましたーーーーーー🙌 100mlで$380もしましたが、高級な香りを身につけるのは新しい自分には必要な気がしたのでもう大・大・大満足!

New Year’s Dayに使い始めようと思います💖

あー楽しみ。